こんにちは、WAGYUソムリエの肉太郎です!
今回のテーマは「国産牛と外国産牛の定義って何?」について。
国産牛と外国産牛の定義って簡単そうですが、ちょっと「へぇ~」みたいに思えますよ。
今回はその違いについてまとめてみました!
と、そのまえに…
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【前回のおさらい】
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オーストラリア産の「WAGYU」がいるという事実が判明…
と、ここまではお伝えしました。
果たしてこの牛は国産牛?それとも外国産牛?
君は一体どっちなんだいっ!
うっしっしっしっしっしっしw
それでは早速いってみましょうー!
まずは国産牛の定義ば
国産牛を、一文で伝えようとすると
「全肥育期間の半分以上を国内で肥育された牛の総称」
になります。
簡単にいえば「日本で人生の半分以上を過ごした牛」です。
なので、牛の種類も牛の産まれた国も関係ありません。
さて、ここで問題です!
アンガス牛が、アメリカのテキサスで生まれて10歳(240ヶ月)までアメリカで育てられました。
もう英語ペラペラのネイティブな牛さんです!
その後、日本に移住し気がつけば10年と、ひと月(241ヶ月)が経過していました。
この牛さんは「国産牛」「外国産牛」のどちらでしょうか?
…
…
…
はい、答えは
国産牛!
ネイティブ・アメリカンな牛さんが「国産牛」として流通するのです!
※実際に20年という長期間の肥育牛はおりませんw
※ちなみに同じ期間の場合は最後に育てられた地域を産地として名乗れます。
次に外国産牛の定義ば
国産牛の定義を外国産牛に当てはめると…
アメリカ産とかオーストラリア産って書いてある牛肉は、それぞれの国で一番長く育った牛だよってことがわかります。
・米産牛=アメリカで人生の半分以上を過ごした牛だよ
・豪産牛=オーストラリアで人生の半分以上を過ごした牛だよ
それを踏まえると、オーストラリア産の「WAGYU」はどちらに該当するのかは、もうおわかりですね!
はい、答えは「外国産牛」になります。
なるほど納得!気分爽快!
ところで外国産の牛って赤身が多くて霜降りの部位って少なくね?
牛肉の話をするときに「A5ランク」とか「A4ランク」って言うけどアレって何のことよ?
その話をすると長くなるのでこれまた次回へ続く…
今回はココまでで終了~!
まとめ
今回は「国産牛と外国産牛の定義」についてお伝えしました。
ポイントをギュギュウ~ッと整理!
- 国産牛とは…海外産まれでも、育った期間が日本が長ければ「国産牛」になるよ!
- 外国産牛とは国産牛の定義と同じくその国で育った期間が長ければ「外国産牛」になるよ!
さらに外国産の牛は赤身が多くて霜降りって少なくね?
という見た目の疑問から「A5ランク」とか「A4ランク」って何よ?
いわゆる「牛肉の等級」についての議題が勃発w
次回のテーマは「A5とかA4ランクの等級って何?」をお伝えするのでお楽しみに!
以上、WAGYUソムリエの肉太郎でした!
肉太郎