こんにちは、WAGYUソムリエの肉太郎です!
今回のテーマは「焼肉店の看板メニュー!カルビ・ロースの部位ってどこ?」について。
焼き肉屋に行くと、必ずといっていいほど登場するメニューの「カルビとロース」。
この文字を見ただけでヨダレがでちゃう禁断ワードw
みなさんは、この部位について考えてみたことってありますか?
は??なんば言いよっと?
「カルビはカルビでロースはロースたいw」
ちゃんと説明しろっていうなら
「カルビは脂のノッたお肉で、ロースは柔らかい肩の赤身肉たい」
だいたい、こんな感じの認識ではないでしょうか。
もはや義務教育で習ったかのような知識のカルビとロース!
実際はどのあたりの部位を指すのでしょうか!?
具体的な部位と「カルビ・ロース」の真相に迫ってみようと思いますー!
お肉の先生を召喚したよ!
今回は肉の部位について詳しい先生をお呼びしました。
肉太郎
うしがみさま
肉太郎
焼肉店のカルビ部位について
うしがみさま
肉太郎
うしがみさま
結論からいくぞ、焼肉屋でいう「カルビ」って商品名ナンダゼ!決して部位名では無い!
店が勝手に決めて良いのが商品名だから、そもそも肉でなくてもイイ!
世間一般的な焼肉屋だとさすがに「カルビ」って商品名を「サラダ」に付けることは無いが、もちろん「サラダ」でもオッケーってことだ。
肉太郎
昔から焼肉屋ではカルビで店の良し悪しを判断しろって言われるのはコレが理由だ。
焼肉店でカルビを注文する時に「部位はどこですか?」って聞いてみるんだ。
本日のカルビは「トモ三角」でーす。とか「前バラ」「外バラ」「中バラ」ですねー。みたいに答えてくれるお店だとひとまず安心していいぞ。
店長風な感じなのに「え!?カルビはカルビでしょ!?」なーんて答えが返ってきたときは、残った料理を大人しく食べて終えてからすぐさま両手の人差し指で小さなバッテンをスタッフにアピールすることを激しくオススメするぞ。
市場認知としては、脂がノッたお腹周りのバラ肉をカルビと名付けて提供してるお店が多いみたいだ。
うしがみさま
焼肉店のロース部位について
うしがみさま
ロースって、そもそも英語Roast(ロースト)が由来といわれている。
牛肉の部位でロースがつく部位名は「肩ロース」と「リブロース」だけだ。
明治時代の文明開化で食事も開花しちゃったんだけど、肉食もそこから始まったんだ。
そんな中、外国人から料理を学んでた日本人が、つたない英語で「そのは肉なんだ」って聞いたら外国人が「Roast(焼くんだよ)」って答えたそうだ。
結果、その日本人は「ロース」って聞こえたらしいな。それが広まってるみたいだ。
肉太郎
うしがみさま
ロースって、カルビよりサシが少ない部位だとか、背中側のお肉だとか(ある意味正解!)
本当は「焼いて美味しい正肉だよ」って話なんだ!
最近では、市場認知に合わせサシが少なく柔らかい部位をロースにしているお店も多い。
それが「腕の部位」や「脚の部位」など、じつに多様化していて本当に店の個性が溢れる商品になっているぞ。
焼肉店でロースを注文する時に「部位はどこですか?」って聞いてみるんだ。
本日のロースは「リブ」ですよ!とか「肩ロースの芯」です!とか、聞いてもないのに上ロースは「ザブトン」ですと言ってくれる店なら幸せな時が過ごせる確率がアップするぞ!
うしがみさま
まとめ
今回は「焼肉店の看板メニュー!カルビ・ロースの部位ってどこ?」についてお伝えしました。
ポイントをギュギュウ~ッと整理!
- カルビは商品名で部位名ではない。使われてる部位で多いのは「前バラ」「中バラ」「外バラ」あたり。
- ロースとは「焼いて美味しい正肉」。部位でいうなら「肩ロース」と「リブロース」だけ。
- ロースを市場認知でいうと、サシが少なく柔らかい部位をロースで提供してる店が多い。
肉太郎
うしがみさま
以上、WAGYUソムリエの肉太郎でした!
カルビって語源は?部位名じゃないならその理由も教えなさいよっ!